▼日本に生息するホタル
日本全国には、約45種類のホタルが生息しているといわれていますが、全ての種類のホタルが発光するわけではありません。そのうち発光するのは約15種類程度です。
日本全国各地で鑑賞できるホタルでは、源氏蛍(ゲンジボタル)、平家蛍(ヘイケボタル)、窓蛍(マドボタル)、姫蛍(ヒメボタル)、紅蛍(ベニボタル)などが有名です。中でも源氏蛍(ゲンジボタル)と平家蛍(ヘイケボタル)は特に有名ですね。また、世界には約2000種類のホタルが生息しているといわれています。
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▼ホタルは何故光る(発光する)のですか?
蛍は空気中の酸素を体内に取り込み、体内の発光部分(後腹部)にあるルシフェリンと酸化反応を発生させることでお尻が光ります。発光しているお尻を触っても熱くないのは不思議ですが、なぜか蛍の光は熱くありません。蛍の光のような光は冷光(れいこう)といわれます。蛍はオス/メスどちらもが発光し、メスはオスを誘い、オスはメスを探します。蛍の発光は求愛行動です。蛍のメスは葉っぱの上で発光することでオスを誘い、蛍のオスはお尻を点滅させながらメスの光を探し飛び回ります。
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▼ホタルの見頃はいつですか?
一般的にホタルの見頃は「初夏」といわれていますが、南に行くほど時期が早いといわれています。九州では5月頃に鑑賞できる地域もあります。同じ地域でも、年度によって天候や気温差があり見られる期間や初見日(蛍がその年初めて見られた日)が異なります。本特集で記載されている見頃は、あくまで「参考」程度に考え、蛍鑑賞にお出かけの前に一度お問い合わせ先に確認してから出発することをおすすめします。但し天候などによっては見頃の時期でも見れないこともあります。
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▼ホタルが多く見れる日はどんな日ですか?
蛍の見頃の時期に、以下のような条件に全て合致する日には、多くの蛍が期待できます。
・曇っていて月明かりのない漆黒の夜
・風の少ない蒸し暑い日
また鑑賞時間は夜19:30〜21:00頃がおすすめです。 |
▼ホタル鑑賞の際のマナーについて
環境に一際厳しい蛍の生息地(鑑賞地)では、鑑賞時に以下の点には十分にご注意ください。
・ゴミを捨てたり環境破壊となることをしない。タバコの吸い殻などのポイ捨てなどは御法度です。
・蛍を捕まえたりしないこと(来年見れる蛍が減ってしまいます)
・人工的な光の禁止。カメラのフラッシュや懐中電灯を蛍に向かって放つこと全般。
・大きな声や音を出さないようにして下さい。蛍も驚きますし、夜ですので近所の住宅などへの配慮をお忘れなく。 |
▼ホタルの一生
蛍は一生のほとんどを、水の中と暗い土の中で過ごします。成虫になって飛んでいられるのは1週間前後といわれています。成虫になった蛍は何も食べず水分のみを補給します。
【蛍の一生 ライフサイクル】
@5月〜6月 オスとメスの蛍(成虫)が交尾して、メスが苔(コケ)の中に産卵します(黄色い卵を約500個)。
A産卵から1ヶ月後 産卵された卵が孵化し幼虫となります。幼虫はすぐに水の中に入り、カワニナを食べながら暗い場所で成長します。川底の石の下などに潜り込み、水中で遠い春を待ちます。
B翌年4月〜5月頃 幼虫は水の中から陸にあがり、土の中に潜ります。
C上陸から1ヶ月後 幼虫は蛹(さなぎ)に変化します。
D蛹になって10日後 蛹から羽化し、土から出て成虫となります。
E羽化後 成虫となり交尾相手を探します。成虫になった蛍の命は残り約一週間と短命です。
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